β-カロテン乳剤3%

β-カロテンは植物に豊富に存在する赤橙色色素で、にんじん、かぼちゃ、パプリカ、みかんなど色鮮やかな野菜や果物に多く含まれます。

β-カロテンはカロテノイドの一種で強い抗酸化力を持っています。また、摂取されたβカロテンの一部は体内でビタミンAに変換され、他の栄養素の働きを促進することも知られています。

機能性関与成分：ベータカロテン

推奨摂取量：24mg/日（ベータカロテンとして）

表示しようとする機能性：

本品にはベータカロテンが含まれます。抗酸化作用を持つベータカロテンは、紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能性があることが報告されています。

エビデンスデータ：

ベータカロテンを24mg摂取することで皮膚の総カロテノイドが増加しました。

12週間経口摂取することにより、プラセボと比較して日焼けによるダメージが大幅に減少しました。（Source:HeinrichU et al,2003）

肌を守るメカニズム：

経口摂取されたベータカロテンは血中から皮膚へと運ばれ、その抗酸化機能で紫外線刺激から肌を保護することを助けます。

β-カロテンは水に溶けない性質のため、飲料・ゼリーへの配合は難しいですが、β-カロテン乳剤3%は独自技術により水に溶けるよう加工しており、飲料・ゼリーに配合可能です。

β-カロテン乳剤3%を酸性液に0.8%希釈し、85℃で30分加熱しても、加熱前後の平均粒子径とβ-カロテン含有量に変化はありませんでした。

酸性飲料および加熱殺菌工程に耐性があり、飲料への加工適性があります。